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三つ子に隠された本質に心を打たれた夫婦―その理由とは一体?

By

Shelly Roberts

, updated on

May 21, 2025

Aaron Halbert/Facebook

子供が生まれるということは本当にドキドキするもの。予測できない事態が起こることもそれに一因しています。この話の主役レイチェルとアーロン・ハルバート夫妻はその「予測していなかった事態」に遭遇します。なんとレイチェルが三つ子を妊娠したのです!三つ子の出産というだけでも珍しいことですが、彼らの場合他の三つ子ケースとも異なることがありました。専門家も驚いたその事実とは・・・?

すべてを変えたブラインドデート

Aaron Halbert/Facebook

アーロンとレイチェルは、ブラインドデートで2004年に出会いました。初めて会う人とデートをするなんて恐ろしいことのようにも思えますが、まるでこの2人はここで出会うことが「必然」であったかのよう。

2人はお互いに共感する信念があり、強い結びつきを感じました。しかも2人とも宣教活動に情熱を持った福音派のクリスチャンだったのです。運命に導かれるように、相性ぴったりのカップルは恋に落ちました。2人とも結婚には急いでいませんでしたが、お互いに共通する夢があったのです。

養子を受け入れるという夢

Rachel Halbert/Facebook

アーロンとレイチェルがお互いに共感する信念はたくさんありましたが、その中でもお互いを驚かせた共通の信念がありました。なんと2人とも養子縁組に興味があったのです!

2人は養子の里親になることが、進むべき道だと悟ったのです。相性バッチリの2人が父親と母親にもなることができます。その後アーロンはレイチェルにプロポーズをし、レイチェルは快諾。結婚した2人は養子縁組に向けて動き始めました。

宣教活動を2人で

Honduras Halberts/Facebook

アーロンとレイチェルは2006年に結婚し、その後まもなく、宣教師としてホンジュラスに向かう機会を得ます。アーロンは両親がホンジュラスの宣教師だったため、幼少期をホンジュラスで過ごしていました。

今回アーロンは新妻のレイチェルと一緒に、両親と同じようにホンジュラスで宣教できることを光栄に思っていました。一方レイチェルは、夫が育った国を体験し、彼らの信念を実行に移すことにワクワクしていました。

ミシシッピに戻った2人

Aaron Halbert/Facebook

ホンジュラスでのアーロンとレイチェルの滞在は数か月後に終わりを迎え、夫婦はその後ミシシッピ州の自宅に戻りました。この宣教旅行に深く感動したアーロンは、神学の学位を追求することを決心しました。

また2人は、信仰のキャリアを追求する中で、養親になるという夢を未だに持ち続けていました。もう宣教旅行に行った時から何年も経ちましたが、ホンジュラスでの2人の時間は決して忘れられないものだったのです。それどころか、彼らのこの経験は彼らの人生に大きな転機を導くことになります。レイチェルとアーロンが望んでいた、たった1つのこととは・・・・

人種的に多様な家族を持つこと

Honduras Halberts/Facebook

ホンジュラスで数少ない白人の一人であったアーロンとレイチェルは、人種の多様性に対する認識を深めました。2人とも白人ですので、もし子供を自然妊娠した場合、子供が白人になることも明確です。

夫婦は「もし彼らが白人を出産することを神が望んでいるのであれば、そうなるだろう」と考え、同時に「白人ではない子供を養子にすることで、人種多様性のある家族にしたい」とも考えていました。また、白人以外の子供たちが米国で新しい家族を見つけることが難しい現実を2人はわかっていたのです。

2人の養子

Aaron Halbert/Facebook

カップルはミシシッピ州の養子縁組機関に連絡を取り、やがて2人の子供とマッチングをされました。一人はアフリカ系アメリカ人の男の子で、もう一人は異人種間の女の子でした。

2人はすぐにこの2人の子供たちに恋に落ち、完璧なマッチングだと悟りました。すぐに2人の子供を養子にし、フォードとキャサリンと名付けます。夫婦は、2人の信仰以外の何を差し置いても、子供たちに彼らができるすべての愛を与えようと思いました。

新しい親子関係

Aaron Halbert/Facebook

親になるのは大変なことですが、この夫婦は2人の美しい子供たちを育てる機会が与えられたことにただただ嬉しく思っていました。 2人の幼い子供たちを抱え、彼らの生活が完全に整ったように考えていました。

ですがそんなある日・・・。夫婦の親しい友人が「胚の養子縁組
と呼ばれるものについて言及し、全てが一変します。アーロンとレイチェルは、すでに手いっぱいであるという気持ちでいましたが、2人の心の中で何かが変わっていくのを感じていました。

胚の養子縁組

Aaron Halbert/Facebook

アーロンとレイチェルの信念が「胚の養子縁組」に引っ掛かったのです。実は現代の体外受精の過程では、複数の胚が受精をします。そのため、生物学的親の希望に従って、受精胚が残る可能性があるのです。受精胚であるにも関わらず。

生物学的親はこれらの受精胚を養子縁組に出すことを選択でき、別の女性がそれらを妊娠し出産することができます。このシステムは、アーロンとレイチェルの信念に沿ったものであり、かつレイチェルに妊娠を体験する機会を得ることができるという魅力的なものだったのです。

もちろん、彼らが養子縁組したい胚にも、1つの希望がありました・・・。

家族を大きくする?

Aaron Halbert/Facebook

色々と調べて2人の選択肢について話し合った後、アーロンとレイチェルは「胚の養子縁組
が彼らの道であると結論を出しました。その後2人は受精胚を提供している施設に向かい、人工授精のプロセスを開始します。

今いる2人子供は両方ともアフリカ系アメリカ人だったので、夫婦は同じ人種を示す受精胚を選びたいと考えていました。アーロンは後日ワシントンポスト紙へのインタビューで、「新しく加わる子供たちが、最初の2人の子供と人種的につながっていると感じてもらいたかった」と説明しています。

胚移植の準備

Rachel Halbert/Facebook

アーロンとレイチェルが「胚の養子縁組」は2人の計画であると決めてすぐ、レイチェルは不妊治療医によって母体チェックをされる必要がありました。その医師の許可がおり次第、契約書に署名し、胚移植を準備します。

胚の移植を実行する前に、レイチェルは自分の体を受精胚向けて準備するために、薬を服用しなければなりません。そしてついに!胚の養子縁組を実現する時が来たのです。カップルは、胚移植が実行される日が待ち遠しくて仕方がありませんでした。

双子が希望だった夫婦

Honduran Halberts/Facebook

今回アーロンとレイチェルは受精胚の人種を選びましたが、実は移植数も決めることができました。今いる子供たちと同じように二つの胚を移植することにしたのです。

よって移植手術中にレイチェルの体の中に2つの受精胚を入れることになり、上手くいけば双子を出産することができるのです。移植手術が完了したレイチェル。今2人ができることは待つことだけでした。

移植手術は成功したのか?!

Aaron Halbert/Facebook

移植手術から6週間後・・・。夫婦は手術が無事成功したことを知って大喜び!レイチェルは無事妊娠し、アフリカ系の双子が生まれてくることになったのです。

移植手術が成功したかを確認した時、実はこの家族は仕事でホンジュラスにいました。不慣れなスペイン語で行った移植手術のことをホンジュラス人の医師に説明したのですが、何故か医師は混乱している様子。

その後夫婦も驚愕することに・・・!!

妊娠していたのは・・・

Honduran Halberts/Facebook

ホンジュラス人医師は何度も移植した胚の数をアーロンとレイチェルに確認をします。夫婦は移植したのは二つだと強調して説明をしました。

そんな夫婦に医師はエコー画像を見せます。1、2・・・3!?明らかにレイチェルのお腹の中には3つの胚がありました。まさかの三つ子!!その部屋にいた誰もが驚きを隠せません。一体どういうこと?!

分裂した胚

Honduras Halberts/Facebook

結局のところ、医師と夫婦のどちらの事実も正しいものでした。移植された胚は2つだけでしたが、レイチェルに宿った赤ちゃんは3人でした。医師たちは、着床した胚の1つがレイチェルの子宮で分裂したことを2人に伝えます。

つまり三つ子のうちの2人が一卵性の双子なのです!彼らの家族は7人に成長し、この白人カップルはアフリカ系アメリカ人の子供たち5人を抱えることになります。2人が思い描いていた夢は、予想していたよりもさらに大きくなって現実になろうとしていました。

その時2人の兄妹は?

Honduras Halberts/Facebook

夫婦の子供たち2人は、三つ子が生まれることを知って一番ワクワクしていました。レイチェルの妊娠期間中も毎晩お腹の三つ子に「おやすみ」を言っていたくらいです。

三つ子たちが生まれたら、フォードとキャサリンは最高の兄妹になるに違いありません。夫婦は授かった子供たち5人に感謝の気持ちでいっぱいでした。

ついに生まれた三つ子ちゃん

Aaron Halbert/Facebook

レイチェルはついに三つ子を出産します!3人とも女の子で、アン、ホイットリー、ライリーと名付けました。3人とも健康そのもので幸せいっぱい。両親も兄妹も、家族の一員として彼らを迎えることをこれほど誇りに思ったことはありませんでした。

アーロンは後日ワシントンポスト紙に、双子を計画していたけれど、3人の女の子に恵まれて本当に神に祝福されていると感じていることを話しました。「私たちはただ夢を実現しているかのように感じています。」とも語っています。

さあ、この幸せいっぱい家族は今?

家族や友人のサポート

Aaron Halbert/Washington Post

他の家族と同じように、愛する人のサポートを得ることはかけがえのないことです。アーロンは次のように述べました。「事実上すべての友人や家族が、私たちの家族とこの家族を築いた珍しい方法に対して、前向きにサポートしてくれる姿勢を見るのはとても心強いです。」

確かに、彼らの家族物語は伝統的なものでは全くありません。それでも、この夫婦は自分達が成し遂げたことに感謝し、それが自分たちの信仰に生き、信念を示すための最良の選択であると強く信じています。

計画通りじゃなかったけど・・・

Honduras Halberts/Facebook

今いる家族は、何年も昔に養子縁組について話し始めた時に2人が思い描いていたような家族ではないことは事実です。まさかレイチェルがアフリカ系アメリカ人の三つ子を出産するだなんて誰が予見できましょう。

同時に、それは彼がこの全ての家族物語で素晴らしいと感じた一部でもありました。2人は自分の家族がどのようになるかなんて想像することはできませんでしたが、途中の過程にある楽しい驚きがその旅をとても楽しいものにしてくれたのです。

ホンジュラスでの子育て

Honduras Halberts/Facebook

その後、レイチェルとアーロンはホンジュラスに戻るという目標を達成し、そこで5人の子供を育てています。レイチェルはフルタイムの母親として日々を過ごし、アーロンは宣教師としての仕事を続けています。

彼らは自分たちの未来がどうなるかなどわかりませんが、大きくなった今の家族と彼らが達成したこの結果に満足していました。夫婦は子供たち5人を平等に愛し、2人が下した大きな決定とその結果に嬉しい気持ちでいました。彼らにとって夢が叶ったのです。

多人種家族の良さとは?

Honduras Halberts/Facebook

アーロンは、かつて自身の友人が家族を小さな国連のようにしたいと言っていたことを思い出しました。アーロン自身も多人種の家族を作ることに情熱を持っていたことは明らかです。

彼が最も誇りに思っている経験の1つは「仲間への影響を見る」ことだと話しています。夫婦は、彼らが築いた家族が、他の人々に多人種家族の良さを共感してもらい、養子縁組を後押しする存在になることを願っています。多人種家族も養子縁組も、夫婦にもたらしたのは「純粋な喜び」だったのです・・・。

参考文献: Facebook, HashtagChatter, GodVine, ParentingIsEasy, Scribol.

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